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「“揚げ浜式製塩法”による製塩活動」がHACCP認証を取得
この度、弊社が運⽤する“揚げ浜式製塩法”による製塩活動が、 2022年8⽉26⽇(⾦)に国際的な衛生管理手法の⼀つであるHACCPの認証を取得しました。今後は本製塩活動によって製塩される海⽔塩「DENEN」に関して、⽇本国内を始め、ヨーロッパやアメリカなどの海外市場においても、さらなる販路拡⼤を⽬指します。
DENEN(でんえん)について: https://www.sio-denen.jp/denen/
⾷品衛⽣に関する意識が世界中で⾼まりを⾒せる昨今。Anteではより安⼼・安全な塩を皆様にお届けするべく、 2021年に⾷品衛⽣管理の国際基準「HACCP」の認証取得を⽬指した社内チームを結成しました。製造場所が⼯場内だけではなく、屋外での作業も多数存在する製塩事業。始めに気温や湿度など、その⽇によって変わる外部環境にも柔軟に対応できるよう、これまでのゾーニングをゼロから⾒直し、衛⽣管理を効率・効果的に⾏うことができるようにしました。その後、釜場などの建屋内の清潔区も⼀新。⽊製の道具なども多⽤しているため、道具のメンテナンスや記録も徹底的に⾏う仕組みを導⼊し、衛⽣環境の向上を実現。さらに製塩プロセスの明確化と衛⽣に関する危害要因の洗い出しを⾏い、⽂書管理・マニュアル化する事で⾷品事故のリスクを最⼩化。こうした仕組みが外部の認証機関「SGSジャパン」に認められ、2022年8⽉26⽇に、当社の“揚げ浜式製塩法”による製塩活動において、HACCP認証を取得することができました。
今後も安⼼・安全な塩を皆様にお届けすることに努め、アメリカやヨーロッパなど、欧⽶エリアにおける販路も開拓予定。世界中に能登で作った美味しい塩をお届けしてまいります。
今回のHA C C P 認証取得におけるポイント
1. 製塩プロセスの明確化と、危害要因の⽂書管理
500年以上の歴史を持つ揚げ浜式製塩法。複数の⼯程から成る伝統的な製塩プロセスを明確化。衛⽣に関する危害要因も洗い出して⽂書管理、マニュアル化する事で、⾷品事故のリスクを最⼩化しました。
2. 衛⽣管理を効率的かつ効果的に⾏う為のゾーニング
⼯場内だけではなく屋外での作業も多数存在する揚げ浜式製塩法。気温や湿度、⾵など、その⽇によって変わる環境にも柔軟に対応できるよう、これまでのゾーニングをゼロから⾒直し、衛⽣管理を効率的かつ効果的に⾏うことができるようにしました。
3. 釜場などの建屋内の清潔区を⼀新
海⽔を炊くための釜場など、建屋内の清潔区も⼀新し、衛⽣環境の向上を実現。内、外に関わらず、揚げ浜式製塩法では⽊製の道具なども多⽤している為、道具のメンテナンスや記録も徹底的に⾏なっています。
HA C C P とは
⾷品等事業者⾃らが⾷中毒菌汚染や異物混⼊等の危害要因を把握した上で、原材料の⼊荷から製品の出荷に⾄る全⼯程の中で、それらの危害要因を除去⼜は低減させるために特に重要な⼯程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛⽣管理の⼿法です。この⼿法は国連の国連⾷糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である⾷品規格委員会から発表され、各国にその採⽤を推奨している国際的に認められたものになります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/index.html
認証機関「 SG S ジャパン」 について
SGSは、検査、検証、試験および認証業界において世界的にもトップ企業です。 また、品質や⾼潔性の⾯でも国際的な⽔準として認められています。 現在では世界の2,700以上のオフィスおよび研究所で96,000名を超える社員が活躍しています。