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【塩の豆知識】「敵に塩を送る」とはどういう意味?語源と由来を解説!
「敵に塩を送る」ということわざをみなさん一度は聞いたことがあるはず。「塩」が入ることわざの代表格の一つではないでしょうか?
そこでこのことわざの意味・由来を解説していきましょう👏
戦国時代の上杉謙信と武田信玄の故事が元に
時を遡ること戦国時代。
越後の上杉謙信は、甲斐の武田信玄に塩を送って領民を救ったという逸話があります。そして、塩を送った上杉謙信は義を重んじる人ということで美談として語り継がれてきました。これがことわざの元になっています。
実は上杉謙信のある思惑があった?
ことわざの由来は美談として、知られていますが、実は上杉謙信のある計画があったのです。
もともと、武田がいる甲斐(山梨県)には海がなく塩がとることができませんでした。そこで、海側に拠点を置く今川から塩を送ってもらっていたのですが、武田が今川を裏切り塩の供給が止まってしまったのです。それをみた上杉の商人は高い値段で塩を武田に売って、その儲けた金を軍費に充てていたと言われています。
ことわざの由来には、さまざまな説がありますが、このように時代を遡り、語源を調べるのはおもしろいですね😆
これからも塩にまつわる情報を発信していきます!!