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【塩の豆知識】塩梅って?
【塩梅の意味は?】
このように”塩”が入った言葉ですが、《あんばい》もしくは《えんばい》と読まれます。
「塩梅」の意味は、
・塩と梅酢で調味すること。一般的に、料理の味加減を調えること。
・物事のほどあい。特に、体の具合。
・ほどよく並べたり、ほどよく処理したりすること。
このように「塩梅」は「物事の具合や様子・天気や健康の状態」を表す時に使われます。
【語源・由来は?】
本来の「塩梅」の」意味は、「塩と梅酢」です。
食酢がまだなかった時代は、塩と梅を漬けた時にできる梅酢を使って料理の味付けをしていました。
塩と梅酢が絶妙なバランスだったことから「料理の加減がいい」という意味で「塩梅がいい」と言ったのが語源です。これが転じて、「物語の具合や様子」という意味になったとされています。
どの時代もいろんなところで塩が使われていたのですね!